【レクリエーションの目的】
- 協力して遊ぶことで仲間意識を高めること
- 声を出してやり取りしながら楽しむこと
- 狙った場所に運ぶことで集中力を養うこと
【レクリエーションの効果】
- 腕を動かすことで上肢の運動になる
- 相手と声をかけ合うことで会話や交流が増える
- 色を意識して遊ぶことで認知面の刺激につながる
【レクリエーションの内容】
- 大きな正方形の段ボールを壁に固定し、9個の穴(赤2個・黄3個・青2個・緑2個に色分け)をあける
- 段ボールの両上端にフックを付け、ビニールひもを通して準備する
- ビニールひもの中央にボール運搬用の筒(ガムテープの芯など)を設置する
- 利用者2人が段ボールから2~3m離れた位置で、平行に並んでひもを持つ
- スタッフが筒にカラーボールを入れる
- 利用者は声をかけ合いながらひもを操作し、指定された色の穴にボールを導く
【実施中の注意点】
- 力加減が難しい場合は距離を短くして調整すること
- 声掛けを促して、片方だけが操作しないようにすること
- ゲーム性を優先して焦らせないように見守ること
【リスク管理】
- 段ボールや装置が倒れないように壁にしっかり固定する
- ひもが絡んで手指に負担をかけないようにする
- 利用者が疲れた場合は交代や休憩を入れる
【必要物品】
- 大きな正方形の段ボール
- 色分けした穴(赤2、黄色3、青2、緑2)
- フック(2個)
- ビニールひも
- 筒(ガムテープの芯など)
- カラーボール(複数)
- 椅子(利用者分 2脚)