【レクリエーションの目的】
- タッパーを滑らせる動作で、手や腕を自然に動かす
- 狙いを定めることで、集中力を高める
- ボールが入った時の達成感をみんなで共有して楽しむ
【レクリエーションの効果】
- 繰り返し腕を使うことで、上肢の動きや筋力の維持につながる
- 狙いを合わせる練習が、目と手の連動を高める
- 成功体験を通して、意欲や気持ちのリフレッシュになる
【レクリエーションの内容】
- 長テーブルを準備し、短辺に利用者が座る。
- 紙コップを飲み口を下にして置き、その上にカラーボールをのせる。
- 利用者に、紙コップとボールが入るくらいの大きさのタッパーを渡す。
- 利用者はタッパーをテーブル上で滑らせ、紙コップに当ててボールをタッパーの中に入れることを目指す。
- 紙コップを3個使って「1段に2個、2段目に1個」のように積み上げ、その上にボールをのせて挑戦してもよい。
【実施中の注意点】
- 無理に強くタッパーを滑らせず、やさしく操作できるように声かけする
- 成功しなくても楽しめるよう、周囲で拍手や声援を送る雰囲気をつくる
- 紙コップやタッパーが倒れても焦らず、スタッフがすぐにセットし直す
【リスク管理】
- タッパーを勢いよく投げないようにし、必ず滑らせる形で行う
- テーブルの端からタッパーやボールが落ちても利用者は拾わず、スタッフが対応する
- 利用者が前のめりにならず、安定した姿勢で座って行えるよう付き添う
【必要物品】
- 長テーブル(1台)
- 紙コップ(3~7個)
- カラーボール(複数)
- タッパー(紙コップ+ボールが入る大きさ)
- 椅子(利用者用)