【レクリエーションの目的】
- 手を伸ばして操作することで体を動かす
- 集中して狙うことで注意力を高める
- 成功体験を通して達成感や楽しさを味わう
【レクリエーションの効果】
- 腕や手を使って輪を操作することで上肢の運動になる
- 狙ってフックにかける動作で目と手の協調が良くなる
- 輪がフックにかかった時の成功体験が自信につながる
【レクリエーションの内容】
- 柱にソフトワイヤーをフックの形に成形し、結束ワイヤーで固定する
- 利用者は5m程度離れた位置に椅子に座って待機する
- 柱と利用者の中間あたりに、天井から糸を吊り下げ、その先に輪投げ用の輪っかを取り付ける
- スタッフの合図で利用者が糸を操作し、輪っかをゆっくり動かしてフックにかける
- うまくかけられたら拍手や声掛けを行い、成功体験を共有する
【実施中の注意点】
- 糸を強く引っ張らず、ゆっくり操作できるように声かけをする
- うまくできなくても「惜しい!」と声をかけ、楽しめる雰囲気をつくる
- 疲れが見られたら休憩を入れる
【リスク管理】
- 柱やフックがしっかり固定されているか事前に確認する
- 糸が絡まって利用者の腕や体に巻きつかないように注意する
- 椅子が安定しているかを確認して転倒を防ぐ
【必要物品】
- 柱(フックを設置できるもの)
- ソフトワイヤー
- 結束ワイヤー
- 輪投げ用の輪っか
- 糸(吊り下げ用)
- 椅子(利用者人数分)