No77_輪っかフックシュート

【レクリエーションの目的】          

  • 手を伸ばして操作することで体を動かす
  • 集中して狙うことで注意力を高める
  • 成功体験を通して達成感や楽しさを味わう          

【レクリエーションの効果】          

  • 腕や手を使って輪を操作することで上肢の運動になる
  • 狙ってフックにかける動作で目と手の協調が良くなる
  • 輪がフックにかかった時の成功体験が自信につながる            

【レクリエーションの内容】          

  1. 柱にソフトワイヤーをフックの形に成形し、結束ワイヤーで固定する
  2. 利用者は5m程度離れた位置に椅子に座って待機する
  3. 柱と利用者の中間あたりに、天井から糸を吊り下げ、その先に輪投げ用の輪っかを取り付ける
  4. スタッフの合図で利用者が糸を操作し、輪っかをゆっくり動かしてフックにかける
  5. うまくかけられたら拍手や声掛けを行い、成功体験を共有する            

【実施中の注意点】          

  • 糸を強く引っ張らず、ゆっくり操作できるように声かけをする
  • うまくできなくても「惜しい!」と声をかけ、楽しめる雰囲気をつくる
  • 疲れが見られたら休憩を入れる            

【リスク管理】          

  • 柱やフックがしっかり固定されているか事前に確認する
  • 糸が絡まって利用者の腕や体に巻きつかないように注意する
  • 椅子が安定しているかを確認して転倒を防ぐ            

【必要物品】            

  • 柱(フックを設置できるもの)
  • ソフトワイヤー
  • 結束ワイヤー
  • 輪投げ用の輪っか
  • 糸(吊り下げ用)
  • 椅子(利用者人数分)            

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