〖レクリエーションの目的〗
・ボールを投げる人と受ける人が協力することで、コミュニケーション能力や協調性の向上を図る
・ボールを投げる動作やキャッチする動作を通じて、上肢機能や体幹機能の維持・向上に繋げる
・相手の立場を考えながら行動することで、思いやりやチームワークを育む
〖レクリエーションの効果〗
・後ろを見ずにボールを投げることで、力加減や方向を調整する能力の向上が期待できる
・飛んでくるボールを予測しながらキャッチすることで、反応速度や空間認識能力の訓練になる
・相手が取りやすい場所へ投げようと工夫することで、判断力や注意力の向上に繋がる
・成功体験を共有することで、達成感や仲間意識を高めることができる
〖レクリエーションの内容〗
1、椅子を縦に2脚並べる
2、前後の椅子の間隔は約1m空ける
3、前後に座った2名を1チームとする
4、同じ配置を隣にもう1セット作り、赤チームと青チームに分ける
5、全ての椅子は同じ方向を向けて配置する
6、前列に座る利用者は、20個のカラーボールが入ったカゴを持つ
※赤チームは赤色のカラーボール、青チームは青色のカラーボールを使用する
7、後列に座る利用者は、洗濯物カゴを持つ
8、「よーいドン」の合図でスタートする
9、前列の利用者は後ろを振り返らずに、カラーボールを後方へ次々に投げる
10、後列の利用者は、飛んできたボールを洗濯物カゴでキャッチする
11、20個全て投げ終わった時点で終了とする
12、後列の利用者が最も多くキャッチできたチームの勝利
〖実施中の注意点〗
・前列の利用者には「相手が取りやすい場所へ投げること」を意識してもらう
・後列の利用者には、ボールだけでなく投げる人の動きにも注意を向けてもらう
・「もう少し右!」「ナイスキャッチ!」など声掛けを行うことで盛り上がりやすい
・難しい場合は、ボールを大きくしたり、椅子同士の距離を短くして難易度を調整する
〖リスク管理〗
・勢いよく身体をひねると転倒リスクがあるため、椅子へ深く座ってもらう
・後列の利用者が無理に立ち上がってボールを追わないよう事前に説明する
・床へ落ちたボールはスタッフが回収し、利用者が拾いに行かないよう配慮する
・椅子が滑らないよう設置場所を確認する
・ボールは柔らかいものを使用し、顔へ当たっても怪我をしにくいようにする
〖必要物品〗
・椅子4脚
・赤色のカラーボール20個
・青色のカラーボール20個
・ボールを入れるカゴ2個
・洗濯物カゴ2個
レクのポイント
このレクリエーションは、「投げる人」と「受ける人」の息が合うほど高得点を狙いやすくなります。特に前列の利用者は後ろを見ることができないため、「相手が取りやすい高さや方向」を想像しながら投げることが重要です。単純なキャッチゲームでありながら、相手を思いやる気持ちやチームワークが自然と生まれやすく、成功した時には大きな達成感を味わえるレクリエーションです。